第三回 葬儀社へ葬儀を依頼する
①葬儀社の選び方
地方ではお寺とのつきあいや、地域のつながりも密接ですので葬儀に際しても、情報交換しやすく、手順良く運びますが、都市部では、全てを葬儀社にゆだねることにもなります。そこで葬儀社選びも大切なこととなります。
- 喪家に近い葬儀社
直接打ち合わせするのによく、車の手配なども便利 - 市町村役場に相談
該当地域の葬儀社を紹介してくれるほか、安く葬儀を行いたい場合は、公営葬(市民葬、区民葬)の指定業者を紹介してくれます。 - 葬祭業協同組合加盟店
同地域内の葬儀社が作っている協同組合で標準価格を設定しているので安心できます。 - 冠婚葬祭互助会
互助会に入っていらっしゃる方は、必ずしもそこで行わなければならないということはありません。
事前にご相談をなさって、これくらいの規模でとお見積もりを出していただくのが良いと思います。
すると、かえって一般の葬儀社さんに依頼したほうが費用が低くなる場合があるとお聞きします。
②葬儀社と打ち合わせをする
現在の葬儀社は、臨終の際から葬儀後の仏事に至るまで、全てをとりしきってくれます。
わからないことは何でも尋ね、相談してみましょう。しきたりに関してもノウハウがあるはずです。
- 葬儀の宗旨、場所、日時、予算の相談に乗ってもらいます。
- 打ち合わせは1人ではなく、親族の中からひとり、ふたり加わってもらっていた方がいいでしょう。
世話役代表にも加わってもらえば、当日の進行もスムーズに運ぶでしょう。 - 予算では、はっきりした枠を決めて、しっかり伝えることが大切です。
細かい見積書をもらって打ち合わせるのはもちろん、セット料金に含まれているもの、
別料金になるものも確認しておきましょう。
・遺影の手配
・通夜ぶるまいの手配
・葬儀の忌辞依頼の人選相談
葬儀前
・火葬場へ行ってもらう回送車、接待係の手配
・火葬場での心付け手配
・精進落としの宴席手配
葬儀・告別式
・会葬者へのあいさつ